買い替えた物とか2023
暇なのに何もしてなさすぎるので、雑に平凡な記事を書いた
Galaxy Z Fold5
9月にGalaxy Z Fold3からの買い替え、またお得だったのでドコモ版。まだあと1-2年ぐらいは使える性能ではあるが、購入プラン上の都合と、折り畳みスマホ(タブレット)は普通のスマホと違って、まだカメラ以外の進化や、重量・サイズによるバッテリー持続時間のトレードオフなど、普通のスマホではすでに解消されたような妥協が残っているので、それなりに買い替える理由はある。
とはいえ本質的な良し悪しはFold3からほとんど変わっていない。
買い替え以外の前回記事からの運用の違いとしては、iPhoneがマスク顔認証に対応した&安かったので、2022/02にiPhone 13 miniをサブ機として追加した。優位点としては小型な事とApple Payの優秀さが挙げられるが、サブ機と使い分けたほうが便利かというと微妙なところ。
Fold3比の評価
20gぐらい軽くなったのが一番良かった、 軽さ厨なので中華勢のようにまだ軽くしてほしい
OLEDの最大輝度が上がって炎天下の屋外でも使いやすくなった、けっこうな差がある
バッテリー持ちが良くなり、負荷をかけても発熱が少なくなった、Snapdragon 8 Gen2は当たり世代っぽい
閉じた状態について、厚さが薄く・ヒンジが小さく・カバー画面が少し広くなり、持ちやすさの犠牲なしに使いやすくなった
国内版でも普通にデュアルSIM・eSIM対応したので、適宜povo無制限プランを使うような運用ができる
縦に微妙に短くなったが、とくにそれが嬉しいことはないので、長くしてほしい (退化点はこれぐらいしかない)
今後としては、完全にこのぐらいのサイズの折り畳みしか買う気にならなくなったので、他メーカーも保証付きで日本市場で出してほしい。
現行Pixel Foldはほぼ同価格で(AI以外が)劣ったSoC、横長(縦短)の画面サイズが合わない、素のAndroidの折り畳み向け機能不足、などで選択肢に入らなかった。
Kensington Pro Fit Ergo TB550
Logicool MX ERGOが、表面のゴムがベタベタになってホイールクリックの反応が悪くなった状態で、騙し騙し使っていた状態から12月に買い替え。MX ERGOは機能的には今でも気に入っている製品だが、ゴムが最悪すぎるのとMicroUSBなのが欠点で、今更買い直す気にならないので、早くモデルチェンジしてほしかった。
TB550は前から目を付けていたモデルではあったが、展示機がなく相性が確認できなかったので購入に踏み切らなかった。たまたま店舗でセールで安くなっていたのでうっかり買ってみたところ、とくに問題なく良い感じだった。
感想
表面素材が普通にサラサラのプラスチックでいい
玉の滑り(静止摩擦力の低さ)はMX ERGOの玉に入れ替えたほうが優れているが、標準の玉でも油がついてくればまあよい
玉を取り出すためのボタンがある。MX ERGOのように細い穴にペンか箸を突き刺さなくてよくなったが、別に指が入る穴でもいいんじゃないという気はする
できればもう少しボタンが欲しいが、チルトホイールに割り当てたりしてカバーしている
Technics EAH-AZ80
11月にSony WF-1000XM3から買い替え。バッテリーがかなり劣化して1時間も持たない状態になっていたが、それ以外の性能にはとくに問題はなかったので、分解してバッテリーを自分で交換しようかとも考えていた。
しかし暇なときに2-5万円のノイズキャンセリング・完全無線イヤホンを色々しつこく試聴していたところ、明らかにAZ80が飛び抜けて中高音の解像感・音の分離が良くて好みであり、調べても他の欠点もほぼ無さそうなので買ってしまった。
他の最新機種との比較としては、Sony XM5は性能のバランスが取れていて音も順当に好みではあったが、音に顕著な差もないのでXM3から買い替えるぐらいならバッテリー交換するかなと思ってしまったのと、滑る素材なのは良くなかった。Bose UltraはNCは最強だけど、さすがに低音がBoseすぎて好きじゃない(スピーカーならいいと思う)。
JBL・Final・Audio-Technica・DENON・Sennheiserあたりも試したが、あまり音質に感銘は受けなかったか、騒がしい店の環境でNCに不満を感じた。
下位のTechnics製品もNC・音質共にコスパ考えると良かったが、コスパ考えたらバッテリー交換すればいいので、音が一段と良い最上位のAZ80を買った。
まともな比較は測定サイトというかRtingsを見に行ってくださいという所だが、RtingsにまだAZ80のレビューが来てない。
感想
良いものを買ったばかりなので、使いたくなって音楽聴く時間が増えてる
耳へのフィット形状がちょっと特殊らしく、初めのうちは外れそうな感覚がずっとあったが、実際には頭を振っても全然外れないので、こういう感覚のイヤホンということで慣れた
一般的な話ではあるが、耳の奥にちゃんと突っ込むことでNC性能・低音の量がまともになる傾向がより強い
ノイズキャンセリングの効きはさすがに最新のBose, Sony, Appleあたりの最高性能には匹敵していないが、数年前ならトップクラスぐらいで、音が好みのイヤホンのNC性能としては満足度は高い。効き以外の評価としては、風切り音が入ることもなく、NC特有の耳への違和感も少ない。外音取り込みもわりと自然で実用性が高い
無線の安定性、アプリの動作、タッチセンサーの誤反応、装着センサーの精度などまったく問題ない
接続時などの音声アナウンスがデフォルト日本語で、英語など他言語に変更もできる。英語でも日本語でもいいけど、日本語だとBTヘッドホンにありがちな CONNected!! みたいなうるさいアナウンスじゃないのが良い。英語にしたらわりとうるさかった。あと効果音のセンスも良いと思う
LE Audio非対応は今後を考えると数少ない欠点といえる。コーデックはAAC以上に対応していれば音質の差があまりわからず、低遅延が必要な用途にはあまりイヤホンを使わないので、まあいいかと思った
XM3のケースがあまりにもデカすぎて不便だったが、買い替えて普通のサイズになってよかった
マルチポイント対応機器は初めて使うが、完全に期待通りに機能して便利。まあそこまで絶対必須だとも感じてもいない
NCをオフにすると明らかに低音の量が増え、質も良くなるというか繋がりが良くなる感じがする。量も増えすぎるわけでもないので良い変化だと感じるが、NCでバックグラウンドノイズ消すほうが大事なので、完全に静かな環境以外では必要ならNCオンでイコライザを効かせている
このイヤーチップとの組み合わせの評判がいいので、そのうちやりたい
掃除をしたりこの記事を書きながら、5時間連続で使ってみたが、耳が痛くならなかったので、たしかに形状が優れているらしい
Alternate A2DP Driver
Windowsの標準A2DPドライバ (Bluetoothオーディオのドライバ)の代替実装というニッチな製品。主に標準で対応していないLDAC・aptX HDコーデックに対応するためのドライバとして知られている(?)が、AAC/SBCにしか対応しない機器であっても、他のメリットもある。
自分のPC環境では、標準ドライバではPCの負荷や謎の要因で音切れが発生することがあったが、このドライバを導入したところほぼ解消した。また細かいコーデックの設定を確認・変更できるので面白い。
Meta Quest 3
10月にQuest 2から買い替え。正直言うと部屋片づけたりするのが面倒であんまり使えてなかったが、このジャンルのデバイスは手元に持っておきたいし、まあ今は脳死で買い替えとくもんだろと思っている。Quest 2も発売当初から値上がりしていたのもあり、中古で入手時と遜色ない値段で売れた。それにApple Vision Proの1/7の値段だし実質タダだと思う、知らんけど。
たまに起動して結局Beat Saverをやりがち。音ゲー以外だともはやPCVRのワイヤレスプレイでいいが、ちょっと起動までの手間も増えるのでプレーが遠のくという副作用はある。
パススルー状態で、文字を読む以外の室内行動はほぼ支障なく出来た。この値段でもここまで出来るということでパススルー方式のMRに未来は感じられた。
パススルーが使えると汚部屋対応力(障害物回避力)が高まるのは地味に良いと思う。汚部屋を適当に美化して表示する機能があるとよさそう。
MR機能を除いても、ピントの合う範囲、ハンドジェスチャー操作、重量バランスによる快適性など、全体的に順当に良くなっている。このぐらいの解像度ならImmersedアプリを使ってPCモニタの代用としても実用性があるとは感じるが、まあ既に大きいモニタがある場所では被る理由はない。
Apple Music
買い替えというか乗り換えだが、YouTube Premiumのおまけに付いてくるYouTube Musicをずっと使っていて、ずっと思っていたけどやっぱり色々ゴミじゃねえか?と思って12月に乗り換えてみた。
手持ち曲をアップロードするロッカーサービスも使いたいので、そうなるとあまり選択肢がない。
YTMの悪い点を列挙していく
iPhoneアプリが頻繁に落ちるし、落ちると再生中の内容が吹っ飛ぶ (これは最近の問題で、乗り換える最後の一押しになった)
Web版で実用可能な音量調節の値がミュート+1~+2しかなく、事実上使えない
自動プレイリストにセンスが感じられない、同じ曲を無限に薦めてくるか、好みから外れたものが来ることが多い
シャッフル再生の挙動もおかしいというか、よく同じ曲が流れてくる気がする
全体的に人間が自分で使って作っていると思えず、ロボットが作ってんのかなと思っている
逆に唯一無二の良い点としては、音楽サブスク外のYouTube動画も混ぜて再生できるという機能がある。
またブランドアカウントという複数アカウントの仕組みがあり、Premium機能は共通で使えるため、まったく違うジャンルは別アカウントで聴きたいなどの使い分けに1契約で対応している。
Apple Musicに乗り換えた感想
アプリのUIセンスが全体的に良い。iOSでは最近のiOS 17.2でUIがけっこう変わったらしく、それ以前では必要なボタンが隠されていたりしてあまり良くなかったが、最新のUIでは良くなっている。Androidアプリもちゃんとしており、なんとタブレットUIにも対応している。
自動プレイリストがマシ
ストリーミングでロスレス&ハイレゾが選べるようになったので、違いはわからんけど無駄にそれにしている。ロスレスは知らんけどハイレゾと称してマスタリングがマシになってると嬉しい
AirPods Maxを使っているので空間オーディオが楽しめるが、マスタリングでちゃんと対応した曲はまだ少ない
最後に2023年にYouTube Musicが無限に薦めてきて、好きなので結局毎回聴いてた曲を貼って終わります。
music.apple.com