アニメ内における「コミケ」の呼び方について

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ほげ

冴えない彼女の育てかた 第5話を見ていたところ、「コミックマーケット」「コミケ」などの単語が聞こえてきた。
コミケというのはともかく、コミックマーケットという名称を出すアニメは珍しいのではないか。コミケすらぼかすアニメも多いのではないか。と思い、調査隊は同人誌即売会が登場するアニメの調査を始めた。
調査対象のアニメは、自分が見たことのある作品の中で、コミケ回があった気がするアニメとした。

一覧

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冴えない彼女の育てかた #5 コミックマーケット」「コミケ
俺の妹がこんなに可愛いわけがない。 #4 イベント名は言及なし、と思いきや「コミケ」と終盤に1度言った
らき☆すた #12 コミケ
ゆるゆり #5 「コミックエクストリームマーケット」「コムケ」
じょしらく #4 無言で通りかかるだけ
デンキ街の本屋さん #1 「コミックカルナバル」「コミカ」
さよなら絶望先生 #7 イベント名は言及なし
俗・さよなら絶望先生 #7 「夏コミ」がメール文中に登場
Steins;Gate #19 「コミマ」

まとめ

本題:とくにないな…
その他:4~5話にコミケ回が来るアニメが多いのではないかという知見があった

ほか

コミケとの接触のあるアニメを探し出すのは思ったよりも難しいことがわかった。
放送されるアニメ全てに字幕が入る時代が来れば、全文検索で色々とアレできると思うのでそうなってほしいですね。


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InstantGo対応Windowsタブレットで、画面オフの状態で裏でデスクトップアプリを動作をさせる

# 8月ごろに調べてエントリを書こうとしてたものなので、12月現在何かもっといい方法があれば教えてほしい

はじめに

InstantGoについての基本
http://win-tab.net/misc/instantgo/
http://ascii.jp/elem/000/000/872/872162/

検証機:VivoTab note 8

要求

普通のPCで、数十分ぐらい時間のかかる処理をさせて放置しておきたい場合、ディスプレイの電源ぐらいは切っておきたいですね。Dropboxの初期同期とか、Visual Studioのインストールとか。
ノートPCだと放熱などもあるので尚更そうしたい、タブレットならさらに尚更ですね。

しかしInstantGoに対応したタブレットでは、処理を動かしたままディスプレイのみを切るという操作は標準では見当たらず、スリープ(Connected Standby)・シャットダウンしかとれる操作がない。
つまり画面オフの状態ではデスクトップアプリの処理は停止してしまい不便。なんとかしたい。*1
消費電力の都合もあるので、デフォルトがこの挙動なのは好ましいが、抜け道も用意してほしい。

探した結果

以前のWindowsからのMonitor OffのAPIを叩いていると思われるソフトウェア(nircmd monitor off など)を実行すると、Connected Standby状態に入ってしまう。 従来のモニタオフに相当する操作が、全てConnected Standbyへの移行に置き換えられているようだった。
確かにスタンバイ状態と思いきや単なるディスプレイOff状態ということになると、知らぬ間にバッテリが消費されるような動作をしてアレなので妥当ではあるが、代替策を用意してほしかった。

代替

とりあえず、C:\Windows\System32\scrnsave.scrを実行するとブランクのスクリーンセーバーが表示されるので、これを利用することにした。
この場合は単に黒い画面を出力しているだけと思われ、画面のバックライトが消灯しないので省電効果は微妙。
あとはInstantGo Disabledで運用するという手もあり、多少のメリットもあるが、代償も大きい。

発見

ここで無理っぽいなとエントリを書こうとしてもう少し探したところ、Connected Standbyに遷移しないわけではないが、裏でデスクトップアプリケーションを動作させたままにする方法がわかった。
Prepare software for connected standby (Windows Drivers)
ここの表から、Desktop Activity Moderator (DAM) phaseという状態があることがわかる。
説明によると、Connected Standbyに向けてデスクトップアプリケーションを停止状態に向かわせるためのステートであり、バッテリー駆動では5分をリミット、電源供給ありの場合は制限なしでこのステートに留まれることがわかる。
また、PowerRequestExecutionRequiredリクエストを投げるとこのステートに入れることがわかる。
リクエストが投げられているかどうかは、powercfg.exe /requests実行:にプログラムが表示されているかどうかで確認できる。

これで捜索したところ、このあたりが見つかった
http://social.msdn.microsoft.com/Forums/ja-JP/6c135adb-7993-4691-b700-bd463ed8816c/windows-8-connected-standby-vs-desktop-audio-player-application?forum=windowssdk
http://stackoverflow.com/questions/23398950/any-api-to-prevent-windows-8-from-going-into-connected-standby-mode
後者のコードを参考にして実行したところ、確かに裏でDropboxの同期、ソフトウェアのインストールなどが継続できることが確認できた。
またpowercfg.exe /requestsの実行結果によると、Chrome(デスクトップ版)でダウンロードを実行中、同じリクエストを投げてダウンロードを継続しようとしていることが確認できた。

さらなる検証

しかし、サウンド再生はこの状態ではできないようだった。
動画などを再生しリクエストを投げた状態で画面をオフにすると、スピーカーから音声の再生は止まるが、再び画面をオンにすると再生時間がその分も進んでいることがわかるので、
サウンドインターフェースをWindowsが休止させているのではないかと思い、
ではストアアプリで音楽再生をしたままデスクトップで再生して画面オフにしてはどうかと試してみたところ、デスクトップアプリ側の音だけが聞こえなくなり、ストアアプリ側は継続して聞こえるという結果になった。

ネットワークに関しては、リクエストを投げない状態の場合、pingには問題なく応答するが、適当にiperfのサーバ側を動かして試したところ、何故か繋がったり繋がらなかったりするよくわからない状態になり、
リクエストを投げた状態の場合は、問題なく動作するという結果になった(つまり問題ない)。

結論

サウンド再生がしたいわけではなく、インストールや大規模な同期をする時にはだいたい電源があるので、個人的な要求はこれでまあまあ満たされた。
しかし画面オフのままUSB-OTG接続したUSBメモリに大容量ファイルコピーをしたい場合など、VivoTab Note 8の場合は電源供給と両立できないので困るなと思った(今のところそのシチュエーションはない)。

わりと便利なので使うといいと思いました。タスクトレイに常駐するUIでも書こうか。

*1:Windows Store Appは制限はあるものの、Connected Standby状態でも動けるので、音楽再生、ブラウザでのファイルダウンロードなど要求がこちらで満たせる場合であれば、こちらを使うほうがよい。

不自由な電子書籍の自由化の自動化

経緯

昔、不自由な電子書籍(単独アプリのタイプ,数百ページ)を、iPadで1枚1枚スクリーンショットを撮って自由なpngにした後にPDFにしたことがあった。スクリーンショットを撮ってページを送ってというのを延々と繰り返していた。
アニメ見ながら無心で作業するとかなら案外なんとかなる。まああまりやりたくないですね。

現状

iOS/Android電子書籍系アプリというのは、だいたいDRMがついてて、フリックで次のページに移動して、スクリーンショットは普通に取れるという感じではないかと思う。*1*2
スクリーンショットの撮影を自動化すると、様々なアプリで汎用的に利用でき、法的にも問題なく良いのではという気がしたので、Androidでの実現性について調べた。

なお、スクリーンショットを封じていたWindows電子書籍ソフトウェアスクリーンショットを、無理矢理撮影するソフトウェアの製造で逮捕された事例が存在する。
技術的保護手段の回避がどこまで適応されるのかはわからないが、普通にスクリーンショットを撮影できるアプリならば大丈夫なのでは。 http://www.itmedia.co.jp/news/articles/1402/20/news045.html

方法

これを実現するためには、

調査の結果root権限が無くとも、adbが利用できれば両者を実行できることがわかった。

  • adb shell screencap -p /sdcard/sc.png
  • adb shell input touchscreen swipe 500 500 1000 500
    の2つを用いて、目的の操作が可能なことを確認した。(isai LGL22 Kitkat)
    コマンドの実体は端末の/system/bin/ にあるので、adb shellの権限で適当に叩けばよさそう。

iOSでやろうとするとJailbrokenなデバイスでなんかやるんですかね(適当)

問題点

当然、スクリーンショットで自由化する問題点が引き継がれる。

結論

DRMが死んでほしい

*1:AndroidだとFLAG_SECUREが付いてるとadb経由でのスクリーンショットも含め阻止できるようだった。

*2:ただしKindleなどの自分が使っているアプリでは普通に撮れるので、設定されていない模様

PT3+Ubuntu 14.04+KVM+Chinachuで録画

個人の日記です

  • GA-Z87X-UD3H
  • Core i5 4570
  • PT3*1
  • Ubuntu 14.04 LTS KVM host
    みたいな構成で録画鯖の動作検証をした。
    4440ではなく4570にしたのはTSXなどのなんかかっこいい拡張命令に対応しているからですが、実際に活用できるのかは調べてない
    http://ark.intel.com/compare/75038,75043

KVM PT3 PCI-Eパススルー

  • UEFIでVT-x/d Enabledを確認
  • http://www.linux-kvm.org/page/How_to_assign_devices_with_VT-d_in_KVM などを読んで、 /boot/config-3.13.0-30-genericを元に適当にmenuconfigをしてコンパイルした
  • やらなくてもintel_iommu=onmodprobe pci_stubで済む気がするけど試してない
  • 以後はvirt-managerで適当にポチポチしたらPT3をパススルーできたのを確認、USBカードリーダーも同様
  • PT3のデバイス名:Multimedia controller: Altera Corporation Device 4c15 (rev 01)
683c683
< CONFIG_PCI_STUB=m
---
> CONFIG_PCI_STUB=y
6322c6322
< # CONFIG_INTEL_IOMMU_DEFAULT_ON is not set
---
> CONFIG_INTEL_IOMMU_DEFAULT_ON=y

chinachu

録画用ゲストもUbuntu 14.04 LTSとした

  • apt-get install git build-essential autoconf unzip pcscd libpcsclite1 libpcsclite-dev libccid pcsc-tools pkg-config dkms yasm libtool curl
  • m-tsudo/pt3
  • c44e16dbb0e2/arib25
  • stz2012/recpt1

などのアレを適当にアレして、recpt1 --device /dev/pt3video0 --b25 --strip 101 30 NHKBS1.tsなどで受信確認の後、Chinachuをインストール
https://github.com/kanreisa/Chinachu/wiki/Installation

このへんでチャンネルを拾って、config.jsonに書き足す(epgdumpはchinachuのusr/bin/epgdumpに入ってる)
完了

現況

  • とりあえず4番組同時録画などしても安定しているように見える
  • PT3を2枚以上刺した時の挙動などは不明(不要なPT3の寄付などいつでも受け付けています)
  • chinachuのWebUIライブ視聴機能 is 便利最高
  • 録画番組はエンコしないとどうしようもなくなるので、chinachuの視聴機能を使うかというと微妙(chinachu自身が録画したtsファイルのみが対象のため)

雑記、感想

  • 思ったよりも楽に問題なく出来た、Red Hat最高
  • まだchinachuで運用するかWindowsでSpinel+EDCB使うか迷ってる(Windows Guestにおいてもパススルー動作確認はできた)
  • recpt1、異様に派生版と野良のパッチがあって渋い
  • これが気になる https://github.com/u-n-k-n-o-w-n/BonDriverProxy_Linux
  • TSUKUMOのこのHaswellセットが異様に安くてよさそう(たまたま見つけたのでついでにアヒリエイトを貼っておく)

Android+PCの音楽環境について調査した

現状:
iTunes(Windows)+iPod touch(4th)の組み合わせを利用している。そろそろこの構成も限界が近い。
曲の追加日、再生回数/最終再生時の管理、レーティングなどのメタデータを活用し、スマートプレイリストを作成するような使い方をしている。音質は全然わからん。

調査目的:
Androidアプリ+PC上の音楽管理ソフトウェア の組み合わせにおいて、どの程度このような環境を実現できるかを調査する。
また、スマートプレイリストのような物を端末側で作成するなどの機能が実現されるとよりよい環境となる。

大まかな指針として、

  • PC上での音楽管理にiTunesを利用したまま、Android端末へ同期できるアプリを利用する
  • 他のAndroid端末と音楽管理ソフトウェアを探す

の2つが考えられる。

 

前者の組み合わせの場合、Android端末とiTunesを同期する方法はほぼiSyncr一択となるようであった。
有料アプリではあるが、無料の試用版を用いてテストした(プレイリスト当たり100曲の制限がある)。
iSyncrを利用すれば全てのアプリから必ずレーティングなどの情報を利用できるとは限らず、対応アプリの利用が必要となっている。
再生回数の同期が可能なプレイヤーの一覧がここにある。
iTunesのスマートプレイリストは単なるm3uに変換されるので、端末側でスマートプレイリストとしての利用はできない。
ひとまず、iSyncrと同じ開発元のRocket Playerと、評判のいいPlayerProを試した。

PlayerPro
設定の「Music library → 評価システム」で、iSyncrを選択するとレーティングとしてiSyncrのものを利用できる。また、再生回数のScrobbleを有効にすると、同期時にiTunesの再生回数・再生時刻が更新されることを確認できる。
iTunesのスマートプレイリストと互換性はないが、似たような機能を実装している。しかし、再生回数などの情報はPlayerPro→iTunesの単方向でしか伝達されないようで、iTunesにすでに記録されている情報を利用することはできなかった。

Rocket Music Player
とくに設定なしにiSyncrを利用して同期することができる。
再生回数などの情報も、双方向で同期されているように見えた。
iTunesのスマートプレイリストと互換性はないが、ライブプレイリストという似たような機能を実装しており、そこでiTunes側がつけた再生回数やレートなどのメタデータを問題なく参照することができた。
SJISのタグが文字化けしたが、いいかげん昔のSJISのID3は変換するべきなので仕方ない。

 

後者の場合、現在iTunesを用いて作成されているライブラリのデータを、そのままインポートして利用できるソフトウェアは、MusicBee以外には発見できなかった。(ここではレーティングや再生回数を含め移行できる機能をインポートとする)
MusicBeeを調査したところ、モバイル機器のサポートがほぼない事が判明し、調査を終了した。
他にモバイル機器のサポートは期待できるがiTunesからのインポート機能がないソフトウェアとしては、MediaGo、WMP、あたりか。
インポート元としてiTunesはCOMから十分な情報を利用できるので、インポート先に選びやすい物があれば検討。

結論
アイホンハイブエス64GBの様子です

f:id:sudo_vi:20140302150201j:plainまた数年ぐらいお世話になります

Android用SSHターミナルアプリ「JuiceSSH」の紹介

JuiceSSHは、要するにIrssi ConnectBotなどと同様に、Android端末からリモートサーバにsshなどができるやつです。多くの機能は無料で利用できます。
何かと良い点があって乗り換えて、日本語記事がほぼなかったので適当な紹介をします。

とりあえず基本的な
ssh,telnet,local接続
・公開鍵認証
ssh port forwarding
・物理キーボードの利用
などは出来ます。
username,password,publickeyはidentifyという単位で管理できます。
各コネクションをgroup単位にまとめることも可能です。

BTキーボードに関して、Tab,Shift,Ctrl,Escなどは問題なく利用でき、C-[なども問題なく使えることを確認しました(Nexus 7 2013 + ポケモンキーボード、terminal emulator: linuxにて確認)

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特徴的な主要機能として、moshへの対応があります。
moshはsshのリモートターミナル部分の代替で、Android端末などの回線の安定性に不安がある場面で非常に有用です。(参考)
また、セッションの継続中には通知領域にconnected表示が出ます。

Irssi ConnectBotより優れている点として、スクリーンキーボード利用時の操作性がありますが、というよりもConnectBotの操作性が悪いのが普通になっただけですね。
こんな感じです。タッチしてもすぐ消えたりしません。

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有料版だとCloudSyncというIdentifyを同期する機能があったり、TeamShareという複数人で使う機能があるようですが、使わないのでよくわかりません。
記事を書こうとして設定を眺めてたら、Snippet、EC2 Linkなどの機能があることも発見しましたがまだ触ってもないです。

ダウンロードはこちらから
https://play.google.com/store/apps/details?id=com.sonelli.juicessh&hl=ja